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2024年05月12日
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飢えました。

2009年12月20日
萌えに飢えた自分がいます。
…自分で補給する事にしました。幸い、レポートに詰まってネタだけは満載してるので。どうして、試験の時とかレポートとか、逃げられない現実がある時に限ってこう書けるんでしょうかね?


まぁ、とりあえずジェイアニで書きました。他にも通学中に書いたやつとかあるんですがジャンル外なんでそれはやめておきます。…いや、今回のネタは結構それに影響されちゃってるかもしれないです。
楽しめるかどうかはわかりませんが…興味ある方はどうぞ。


自分で言うのもどうかと思うが、割としっかりしているタイプで、誰にも隙を見せる事はないと思っていた。だから恋愛なんて甘ったるいものもしないと決めていたし、仮に恋人が出来たとしても遊び程度で止めようとも決めていた。

だが、不覚にも――その恋愛にのめり込んでいる。しかも相手は親子程の歳の差がある。最初は自分が血迷ったとしか思えなかった。思ったのにも関わらず、未だに恋愛は続いているし、のめり込んでいるのに変わりはない。恋は盲目とは誰が言ったのだろうか。

先程から人の部屋のベッドの上で愛用の人形であるトクナガと戯れている少女は、そうして自分という人間像をどんどん狂わせていくから嫌なのだ。嫌なのに、愛している。そんな自分の思考回路を一度壊してしまいたくなった。




「ねぇ、大佐ぁ」
「…はい」


ベッドの上にいた少女に呼ばれて返事をする。だが、こちらはやらなければならない事で手一杯であるし、何より連日の徹夜で疲れている。つまり――余裕がなかったのだ。適当に返事をしてやり過ごそうと思っていた。少女――アニスも馬鹿ではない。そうしていれば余裕がない事を察して話しかけなくなるだろう。

そう思っていた。だが、それが間違いであった。アニスは察していないとでも言うようにどんどん話しかける。


「良い天気ですね」
「はい」

「仕事、大変ですか?」
「はい」

「最近野宿ばっかりでしたよね」
「はい」

「それじゃ欲求不満じゃないですか?」
「はい」


――今、何て言った?

その疑問をアニスにぶつける前に、アニスはこちらへ近寄ると書類を書いている事すらお構いなしに膝の上に乗って来る。目の前にある顔は、してやったりと小悪魔のような笑みでこちらを見ている。


「欲求不満だった事に気がつかなかったなんて…はぅ、私、恋人失格ですね。今からでも…」
「アニス…後で相手をしますから、今は」
「ダメ。大佐の後では信用ならないんですから」


さすがにもう、後でなんて作戦は通用しないらしい。本当は構って欲しいのは自分だというのに、自分で言わずに言わせるところがアニスらしい。普段ならこんな事にひっかかる程馬鹿ではないが、疲れていたのだ。隙を見せてしまうのは仕方がないのだろうか。

いや、いくら疲れていると言っても、アニス以外の相手であれば引っかかる事はないだろう。それだけ、アニスに対しては気を許している証拠だ。


「…何ですか?」
「いいえ…それより、欲求不満じゃないんですから、そろそろ…」
「本当に…?」


このガキが…!!
確信しているような口ぶりに思わず心の中で舌打ちをする。確かに、目の前にいる少女に対して深くにも欲情したのだが、この状況で認めるという事はつまりアニスに負けた事になる。それだけは意地でも認めたくなかった。

だが、男の欲求には勝てないようで。溜息を吐いてから、目の前のアニスへ向かって唇を重ねた。心なしか、顔が熱を持ったようになる。もしかしたら、赤いのかもしれない。


「――負けましたよ、アニス」


その言葉に得意そうに笑ったアニスが口付けて来る。それをただ受け入れた。








…うわぁ。おっさんが気持ち悪い事に。
顔赤くするとか。

まぁ、補充出来て満足しました。さぁ、レポート頑張るぞ!
それでは、また次回の日記にて会いましょう。次回はバトンやるぞ!!
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